おきなわ県民カレッジ第10回美ら島沖縄学講座
講 座 「沖縄の火の神について」
開 催 日 令和元年12月8日(日)
開催場所 久米島町具志川農村環境改善センター
講 師 稲福政斉 氏(沖縄国際大学・沖縄大学非常勤講師)
なぜ、「火の神」を祀るのだろうか…。普段、何気なく行っている「火の神」の祀り方は、はたして正しいのだろうか…。このような素朴な疑問に応えるため、講師として稲福先生をお招きし、「火の神」についての講座を開催した。
「火の神」はどのように確立してきたのか、他の神との違いや特徴は何か、どのような意味をもち、どのように祀るのか、上天日・下天日とは何か、火の神の性別と数の特徴など、今もなお沖縄県内の各家庭で広く信仰される「火の神」について、各地のさまざまな事例を紹介しながら、基礎からわかりやすく解説していただいた。
受講者からは、閉会後も「火の神」の祀り方について質問が相次ぎ、関心の高さがうかがえた。