元県立高校の美術教師で、授業での必要に駆られ独学で陶芸を始め、6年前に自宅に小さな電気窯を導入し、昨年校長退職を機に制作活動に入りました。

料理には“一手間”という言葉がありますが、陶芸においては赤土に白土を掛ける白化粧という技法がまさにそれだと思っています。その一手間により、表現のバリエーションが幾重にも広がり、制作する上で程よい緊張感と次の作品へのモチベーションが生まれます。真新しい技法ではありませんが、底知れぬ土の魅力に出会うことができるのです。

今回の個展では、白化粧による作品展示を中心に発表いたします。

10：00～18：00（入館は17：30まで）

那覇市立壺屋焼物博物館　３階企画展示室

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