鷺流狂言は幕府御抱えの流派で、大蔵流・和泉流とともに狂言の三流儀をなしていましたが、明治に入り衰退し、流儀としては滅亡しました。
現在、地方で伝承されてきたものが山口・佐賀・佐渡の３箇所にのみ伝わっています。
狂言はセリフが中心の笑劇です。
沖縄初公演となる、山口県の無形文化財に指定されている「山口鷺流狂言」をお楽しみください。

－演目－

【第一部】
・解説
稲田秀雄（山口鷺流狂言保存会顧問／山口県立大学名誉教授）
・狂言の楽しみ方
米本太郎（山口鷺流狂言保存会）
・「柿山伏」

【第二部】
・「不毒」
・「颯果」

14時開演（13時15分開場）

国立劇場おきなわ　大劇場

一般：3,700円
発売日割（２月7日まで）：3,200円
友の会：2,960円
障がい者割：2,960円
大学生等：2,000円
高校生以下：1,000円

約570席

柿山伏は小学校6年生の国語の教科書（光村図書）に掲載されております。

今回、出演する山口鷺流狂言保存会は、地域で狂言の普及に取り組んでいる団体で、第一部に解説等もございます。

また、当日は、狂言であそぼうAI体験「柿山伏」のコーナーも設置しておりますので、お楽しみください。

※この公演は、県民カレッジ主催／連携講座ではありません。単位は取得できませんので、ご了承ください。